自動車整備士に求められる能力

自動車整備に求められる5つの能力

自動車の故障やトラブル、メンテナンスなど、自動車に関するあらゆる専門知識と技術を持つ自動車整備士。

自動車は、事故を起こせば大けがをしたり命を落とす可能性もあります。
そのような事故に直結する自動車の整備や修理を任される自動車整備士の責任は重大です。
そのため自動車整備士は国家資格に認定されており、資格取得には国家試験をパスする必要があります。

整備工場の運営には自動車整備士が最低でも1人必要とますし、整備工場だけでなくカーディーラー、カー用品店など、自動車に関わるあらゆる場所で活躍できる資格、それが自動車整備士です。

そんな自動車整備士にはいったいどのような能力が求められるのでしょうか?

自動車整備士とは?

自動車整備士に求められる能力についてお話しする前に、まずは自動車整備士という仕事について改めて簡単にご紹介させていただきます。

自動車整備士というのは、冒頭部分でもお話しした通り、自動車の修理、点検、メンテナンスなどに従事する国家試験にパスした有資格者の総称です。

自動車整備士には1級整備士、2級整備士、3級整備士、特殊整備士があります。

また、整備の対象によってさらに細かく分類されています。

級が上がる毎に難易度も上がっていきますが、1級整備士の資格を有する自動車整備士はそう多くありません。

自動車整備士として仕事に就くには、一般的には2級整備士の資格があれば十分とされています。

自動車整備士に求められる5つの能力とは?

自動車整備士は非常に大きな責任が伴う国家資格です。

そんな自動車整備士に求められる能力はいったいどのようなものなのでしょうか。

ここでは、自動車整備士に求められる5つの能力についてご紹介いたします。

理解力

自動車整備士を肉体労働がメインのガテン系の仕事だと認識されている方もいらっしゃるかもしれません。

自動車整備士は、年々進化する内燃機関や電子部品など、車の複雑な構造をしっかり理解する能力が不可欠です。

国家試験ではもちろん筆記試験がありますので試験を突破する必要もあります。

しかし単にエンジンの仕組みや車の構造を暗記するだけでは試験に合格しても、実践の場でそれが活かされるわけではありません。

故障個所を見分け、予算内で安全を確保するために最適な提案をするなど、的確に対応していくには深い理解力とそれを応用していく能力が求められます。

探求心・向上心

自動車には次々の最新テクノロジーが導入されています。

自動車の進化は留まるところを知らず、技術の向上は日進月歩と言われています。

自動車整備士はそれに対応していかねばなりませんので「知識の更新」が常に求められます。

それには最新知識を得るための探求心、そしてよりよいサービスを提供したい、より自動車に対する理解を深めたいという向上心も必要になってくるでしょう。

体力・忍耐力

自動車整備士は、体力と忍耐力を持ち合わせている必要があります。

自動車整備士は、工場内だけでなく屋外で作業する事もあります。

作業が長時間に及ぶ事もありますし、内容によっては重い機具を用いる事もありますので体力がないと身体がもちません。

そして自動車整備士の仕事というのは、地味な作業の連続と言われています。

地道な作業と努力を毎日続ける事で自動車整備士としての技術力が養われていくのです。

そのためには忍耐力は欠かせません。

体力だけがあっても、また忍耐力だけがあっても十分ではなく、この2つを併せ持つ事が必要とされるのです。

コミュニケーション能力

自動車整備士は、お客さまに故障個所の説明や必要な修理、メンテナンスについて詳しく且つわかりやすく説明する必要があります。

お客さんの中で自動車の専門知識がある方はごくごく一部です。

大多数の方は、自動車のパーツの名称さえわからない…という可能性が高いのです。

ですから自動車整備士は、専門知識をわかりやすくかみ砕いて、お客さんが理解できるように説明しなければいけません。

また、お客さんがどんなサービスを求めているかを察知し、対応していく必要がありますので、ある程度のコミュニケーション能力は求めらるでしょう。

また現場では同僚とチームワークで作業を行っていく必要がありますので、円満な人間関係を築くという意味でもやはりコミュニケーション能力は必要と言えるでしょう。

手先の器用さ

自動車の構造は非常に複雑です。

自動車の内部には小さなパーツも多く、それを指先一つでチェックしたり修理していくわけですから、ある程度の手先の器用さは必須と言えます。

小さい頃からプラモデルや模型を作るのが好きだったという方、簡単な電化製品の修理は自分で出来るとような方には適正があると言えるのではないでしょうか。

また作業によっては不自然な体勢で行ったり、狭い場所に入り込んだりする事が必要な場合もありますので、ある程度の身体の柔らかさというのも求められます。

まとめ

地方都市では、公共交通機関だけでは不便なため車が必須というところも珍しくありません。

また生活のためだけでなく、趣味として自動車を所有する人も多いですよね。

人がいる場所には車がある、と言えるほど自動車は私たちの生活には欠かせない存在と言えます。

そんな自動車を安全に運転するために自動車整備士というのは絶対に必要な存在です。

現在、全国には約34万人の自動車整備士がいるとされていますが、それでも深刻な人手不足が問題になっています。

町の修理工場では高齢化がすすみ、後継者がいないという問題を抱えている工場も多いのです。

そのため、自動車整備士は今後も安定した需要、つまり求人が見込める仕事と言えるでしょう。

もし自動車整備士の資格は持っているけれど、現在は別の仕事に従事しているという方がいらしゃたら、再度自動車整備士として活躍される事を視野に入れてみてはいかがでしょうか?

待遇や給与などに不満があったり、それが原因で離職されたという方の場合、転職エージェントにお任せいただければ、より良い待遇で職場に迎えられる可能性も高いです。

自動車整備士に求めらる能力を備えている…この記事をご覧になったそう感じた方は、自動車整備士として今よりもっと活躍する事が出来ると思います。

ぜひあなたのスキルを最大限に生かせる環境で仕事をしてみましょう。



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